独自ドメインでのサイト公開で、ネームサーバの設定がうまくいかない場合の対処法
お名前.comで独自ドメインを取得して、それをさくらのサーバとひもづけてサイトを公開する
独自ドメインを取得してからサイトをそのドメインで公開するまでにいくつかひっかかってしまったポイントがあったので、それについて書きます。
まずドメインをとったら、それをさくらのサーバで設定します。メニューの「ドメイン設定」から進みます。
ここで取得したドメイン名をいれて、「送信する」と進みます。この下に書いてあるプライマリネームサーバとセカンダリネームサーバはそれぞれお名前.comでの設定に使用します。このふたつのネームサーバは「さくら」が使用しているネームサーバなわけですね。
次にお名前.comにて、「ネームサーバーの設定」にある「ネームサーバーの変更」に進んで、ドメイン名にチェックを入れて「他のネームサーバを利用」のタブを選択して、
「1プライマリネームサーバー」と「2セカンダリネームサーバー」に先ほどのさくらのネームサーバを2つ入れます。
この設定を完了するとお名前.comからメールが来て、設定が完了したことが確認できます。
設定は完了したものの、このドメインがインターネット全体に浸透し、使用可能になるまで24時間とかかかったりします。
設定完了して1日たったものの、独自ドメインにアクセスすると「このドメインは、お名前.comで取得されています。 」の画面になる
この画面ですね。
これはまだ時間がたっていないため、ドメイン名がインターネット上で認識されていないという解釈が通常なのですが、自分の場合、スマホでアクセスしたら、しっかりとつながったんですね。
つまり、PCからのアクセスに問題がある可能性あり。別の回線からはつながったわけだから。
いくつか試して、無事解決したのでご紹介します。
ブラウザのキャッシュをクリアする
キャッシュが残っているからいつまでたっても同じ画面になっている、ということです。これでは解決せず。
コマンドプロンプトからDNSキャッシュをクリア
「ipconfig /flushdns」とたたいてクリア。これでも解決せず。
GoogleのDNSサービス「Google Public DNS」を利用 → 解決
これで解決しました。以下のサイトのとおり設定しました。
これは「解決」というよりは、Google Public DNSは「更新が早いサーバ」とのことなので、「間違った設定は行っておらず、あとは待っていればよいということが分かった」ということですね。
ひとまず完了。